まずは知ろう!
治験・臨床試験ガイド
臨床試験編
治験・臨床試験という言葉はなんとなく聞いたことがあっても、応募・参加は初めてという方も多いのではないでしょうか。
安心・納得してご参加いただけるように、ここでは食品臨床試験についてできるだけわかりやすく解説していきます。
治験・臨床試験という言葉はなんとなく聞いたことがあっても、応募・参加は初めてという方も多いのではないでしょうか。
安心・納得してご参加いただけるように、ここでは食品臨床試験についてできるだけわかりやすく解説していきます。
目次
食品臨床試験とは?
食品臨床試験の流れ
食品臨床試験の事例
臨床試験のメリットとデメリット
関連情報
治験とは
参加の流れ
よくある質問
食品臨床試験とは?
「食品臨床試験」と聞くと「難しそう…なんか怖い…治験じゃないの?」と思われるかもしれませんが、これはみなさんの生活の身近にあるもので、スーパーやコンビニなどでも見かける「機能性表示食品」や「特定保健用食品(トクホ)」などの商品を発売する前に、実際に「この商品が健康や身体にどのような働きがあるか」を調べて、効果を証明する(エビデンスを取得する)ために実施している試験のことを言います。
そのため、食品臨床試験で実際に食べたり飲んだりしていただくのは、医薬品ではなく、大手メーカーが開発中の食品やサプリメントです。試験内容によっては食品以外に化粧品などの日用品をお試しいただくものもあります。
ご参加いただく方に、開発中の新しい商品をお試しいただきながら、健康診断のような検査を受けたり、アンケートに回答いただいたりすることでメーカー側がデータを収集し、開発や研究に活用します。
その中でもマクロミルではアプリやウェアラブル端末を活用し、よりリアルな生活の中のデータを取得することで、新しい視点での研究も促進しています。
食品臨床試験の流れ
食品臨床試験は以下のような流れで進んでいきます。
商品の開発とプランニング
食品臨床試験の実施
データの分析・論文化
臨床試験で得たデータの分析・論文化
効果を商品に反映
得られた効果を実際の新商品パッケージや商品説明に反映
新商品発売
食品臨床試験の事例
「食品臨床試験」の内容は多岐にわたりますが、例えばこんな試験があります。
サプリメントを毎日2粒、3か月摂取していただく試験
指定のアプリをインストールし、食事記録を2か月毎日記録いただく試験
腕時計型のウェアラブル端末を毎日装着しつつ、3か月間、毎日アンケートに回答していただく試験
正確なデータを得るためにみなさまに一定期間、試験サンプル品をお試しいただき効果を見る必要があります。そのため、参加いただく試験期間の多くで3か月程度におよぶ、長期間のご協力が必要となります。
臨床試験のメリットとデメリット
メリット
高額謝礼
通常のアンケートより高額の謝礼です
無料で新商品試用
新しい商品を無料で長期間、いち早く試すことができます
生活の質向上
試験サンプル品の効果により、日常生活でのお悩み事・気になっていた事が改善され、生活の質が高まることがあります
デメリット
継続回答と来院・来場
参加期間中は、試験に関するアンケートの継続的な回答や、複数回指定の会場に来場頂く場合があります
ルールを守った生活
各試験ごとに実施ルールがあり、試験期間中はルールに従った規則正しい生活をしていただきます
検査により軽い痛みが生じる可能性
データを取るために、健康診断のような検査を行います。その際の採血等で、軽い痛みが生じる場合もあります
関連情報
治験とは
参加の流れ
よくある質問